概要

 

設立目的

1. ミンダナオ島に所在する日系企業起業を目指す日本人の相互協力の推進と相互信頼の

醸成に努める。

 

2. フィリピン国企業、政府との連携・協力関係を構築し、日本とフィリピン双方の繁栄、

発展へ寄与する。

 

3. 更に設立にあたって、以下の認識を共有してまいりました。

 

 a.ミンダナオ島における和平の進展、定着が、この地域の経済の活性化を促し、近い将来、

アジア経済における戦略的重要性を持つことになる。

 

 b.これを反映して、既にこの地域への韓国、米国、オーストラリア、EU、他のアジア諸

国の目覚しい進出がみられるのに対し、日系企業の出遅れが目立つ。

 

 c. この地域の経済的、戦略的重要性を真に認識し、発展させるには、日本側の官民あげ

ての長期的産業政策を通じてのリーダーシップが必要である。

 

 d. これを現地においてカウンターパートとしてサポートする日系企業センター(情報の収集、分析、総合、発信、調査、提案機能を持つ)の存在が不可欠である。

 

私達は、今から百余年前に ダバオ川の河口に上陸した一握りの日本人移民達が、やがてアバカ王国と言われるほどの一大産業の礎となったことを思い起こしております。そして彼らの成功は、共存共栄と言う信条と実践に導かれていたことも忘れておりません。小さな、非力な始まりであったとしても、日比双方が共に栄える為の努力は必ずや実を結ぶことを信じて、出発したいと考える所以であります。

ミンダナオ日本人商工会議所発起人一同​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

 

ミンダナオ島に豊かな生活の礎を築き、

国や宗教を超えた人のつながりを

 

 

 

 

皆様の御信任をいただき、ミンダナオ日本人商工会議所(JCCM)会頭に就任させていただくことになりました三宅でございます。若輩である私を信任いただいた会員の皆様に感謝させていただくと共に現在の評価ではなく、期待値であることを自覚し会頭職として皆様の期待にお応えできるよう誠心誠意、精進してまいります。

 

弊商工会議所は8年前に設立され現在、ダバオ市に事務所を構えております。当地は19世紀初頭より日本人が移住を始め1930年代には約2万人の日本人が住みつきマニラ麻を栽培、加工し農業分野として最大の輸出額を誇る産業まで成長いたしました。しかし敗戦に伴い全ての日本人は強制送還となり今日現在、経済分野において日本人社会が地域に根差し農業開発から加工・輸出、一大産業への発展と地域経済に大きく貢献していた当時の様な存在感はございません。

 

2014年1月25日にフィリピン政府、反政府武装勢力モロ・イスラム解放戦線(MILF)間にて武装解除の合意がなされ40年以上続く紛争に区切りが付き内外からの投資、開発に希望の光が差し込みました。しかしながら、ミンダナオ島は非常に高い開発ポテンシャルがあるにもかかわらず過去の紛争による危険地域であるという印象が払拭できず、また地方政府として適切な情報発信が出来ておりません。

 

したがって日本だけでなくフィリピン国内から見たミンダナオ島も投資先としては安全面に大きなリスクがあると認識され優良な投資先として認識されるまでには、まだまだ時間がかかります。しかしながら、和平へ向けた大枠合意への署名が成された今だからこそ、紙面だけではなく官公民が一体となり、地域の文化や慣習を理解し一刻も早く目的地に辿りつける様に慎重かつ大胆に突き進み中身を充実させる必要があります。

 

【ミンダナオの共存共栄と経済発展を支える】

共存共栄に基づいた経済活動なくして長期的な地域経済の発展はない、経済の発展なくして紛争解決は実現しない。

 

ミンダナオ日本人商工会議所は、この地に根差しフィリピン国内の日本人商工会議所、外国人商工会議所、日系企業、比系企業、中央・地方政府団体との連携を密に図り、正しい情報の発信、共有を行い適切なリスク・マネージメントが出来る環境を提供させていただき共存共栄に基づいた投資・開発を呼び込んでいく所存でございます

 

また豊かな経済への発展をとおし、雇用機会の創出、教育機会の提供そして紛争の根本解決、また国や宗教を超え次世代であるミンダナオの子供たち、日本の子供たちの懸け橋となれる基盤となるべく、どんな困難であっても諦めず立ち向かう覚悟で精進してまいりますので、今後とも皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。

 

ミンダナオ日本人商工会議所

会頭 三宅一道

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