ミンダナオ日本人商工会議所ニュース 2015年9月8日
September 7, 2015
しばらく時間が経ってしまいましたが、7 月23日から7 月24日の二日間に渡り、弊会及びフィリピン・アメリカ人商工会議所にて共同開催いたしました。南ミンダナオ工業地区視察ツアー(Southern Mindanao Industrial Tour)のご報告を致します。
まず7月23日ですが、ダバオ市ラナンパーク・インホテルのフォーラムから始まった初日のプログラムには、68企業72名が参加しました。
フォーラムでは初めに、ミンダナオ開発庁から南ダバオのインフラや運輸関係の説明がされ、その後、ダバオの製造業関係の企業からの事例紹介、また、エネルギー省電力事情や現在進行中の発電所建設計画に関して詳細な説明がありました。更に終盤ではダバオ国際コンテナ・ターミナルについてのプレゼンも行われ、参加者は南ミンダナオへの投資の可能性を十分に感じられる内容になっていたと思います。
2日目のバスツアーには35名が参加。日系企業はセブ、マニラから合計8社に参加いただき、また、在ダバオ領事事務所百々所長や、フィリピン日本人商工会議所からも藤井副会頭をはじめ多くの方々にご参加いただきました。
旅程ですが、一行は、朝8時前にラナンのホテルを出発。お隣タグム市でダバオの土地開発等を手掛けるHijo Resources Corp. を訪問したあと、少し南下し、パナボのダバオ国際コンテナ・ターミナル (DICT) を視察しました。
午後は昼食後、Ciudades Business Industrialを視察した後、ディゴス市のNakayama Technology Corp.を訪問。
マニラからの参加者の中には仕事でミンダナオに来たことがあるという方もいらっしゃいましたが、バスツアーでじっくり南ダバオを見ることができ、有意義だったとのお声が多く聞けました。今後、どう発展していくのか、来年以降また戻って来て視察したいという声もありました。
治安が悪いというイメージが先行してしまうミンダナオですが、実際に来ていただき安全性を実感していただけるツアーとなりました。