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第17回ミンダナオ日本人商工会議所定例総会
ご挨拶

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February 25, 2023

第17回ミンダナオ日本人商工会議所定例総会 ご挨拶

御来場の皆様、本日はご多用の中、大勢の方々に出席を賜り2023年度ミンダナオ日本人商工会議所総会を3年ぶりに対面式にて開催出来ましたこと、大変嬉しく思うと共に参加頂きました皆様へ心より御礼申し上げます。2021年よりミンダナオ日本人商工会議所の会頭職を仰せつかっております中尾圭佑と申します。


会頭職としては今期で7回目となり、主に地方政府や当地の商工会議所、外国人商工会議所の担当者の方々と短期だけではなく長期計画を含めた活動ビジョンについて共有できることが増えてまいりました。フィリピン国内には当会を含め資本が異なる日本人商工会議所が3つあり、それぞれマニラ、セブ、ダバオに事務所を構えております。各日本人商工会議所共に組織を運営している役員の背景が異なり主に駐在の方が多く、理事になられる方の滞在が数年のフィリピン日本人商工会議所では藤井副会頭が要石となり、オーナー企業の多いセブ日本人商工会議所では理事会が要石となって海外というホームではない環境の中でも継続的かつ安定し最大限のパフォーマンスを行っております。


ミンダナオ日本人商工会議所も2007年の設立以来、会員数の増減はあるものの16年間継続し活動してきた結果、当地において重要な役割を担えるようになってまいりました。現在の会員数は40社で法人正会員18社、法人準会員4社、賛助会員18社参加頂いております。今年度は総会の中で各会員の皆様に当会より感謝の気持ちを込めて入会からの年数によって異なる色の会員証を贈呈させて頂きます。


新型コロナウィルス感染拡大を防ぐ規制が緩和され、社会的にも危険が許容水準まで下がったとの判断が進み昨年11月より停止、消極的であった経済活動が急速に再開されてまいりました。現在、観光を除く全ての業種においてパンデミック前と同水準もしくは、それ以上に活発化しております。


ミンダナオ島は自然が多く、島内には観光名所となりえる場所が数多くございますが、現状に反して過去の紛争により治安に対するイメージが悪く国内からも観光地としては未だに候補に挙がりにくい現状がございます。外務省の海外安全情報では少しずつではございますが、Lv1の地域がミンダナオ島内でも増えてきております。


前ドゥテルテ政権に引継ぎ、マルコス政権下でもミンダナオ島内のインフラ整備が着実に継続、進行しており日々、経済活動を取り巻く環境も良くなっております。官民一体となり積極的に正しい情報発信、投資を呼び込み経済活性化を通して更なる情報の窓口を広げることで最終的に観光分野においても大きな発展と遂げることが出来ると期待しております。


ミンダナオ日本人商工会議所の活動として昨年末よりオンラインからハイブリット形式に移行して理事会を開催しております。コロナ禍でオンラインに移行した際に遠隔地からも理事会への参加が容易となり、多くの業種による推薦理事を含めて理事会が開催出来ております。こちらに関しては幅広く意見を取り入れる目的にて今後も継続しハイブリットにて実施して参ります。また3商工会議所共催とさせて頂いておりますオンラインセミナーによる有益な情報が会員の皆様へ発信出来ております事、改めで両商工会議所の皆様へ感謝いたします。


また2023年は新年会を開催し多くの会員の皆様に参加いただきました。これを皮切りに対面式セミナー、懇親会の頻度を増やし会員の皆様の交流を促進し、会員数は少なくとも強い絆、気軽な情報交換を通して相互に支えあえる会にしていければと考えております。


最後になりますが、会員の皆様、ご出席いただきました皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りしてご挨拶とさせて頂きます。


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